これは一筋の希望の光なのか・・・?

女性セブン7月28日号を今すぐ買って62ページからの特集「新・われらの時代に 息子に潜むアキバな”萌え”」を読んでくれ。


紙面をスキャンしてうpれば手間も省けるのだが、そんな売上を下げるようなことはしたくないので
要点だけ上げときます。
>「車が好きな人はただの車好きで終わるのに、それがアニメだとどうして
>オタクとかキモいとか言われるんだろう」−ある高校生は言う。
>「電車男」のヒットで注目される萌え市場。それを支えるアキバ系の男子たちはそんなに特殊な存在なのだろうか。


>・・・しかしその一方で社会の中にオタクに対する漠然とした不安感が根強くあるのも事実。
>アニメ・ゲーム等のバーチャルな世界に引き篭もる事で「現実を生きる力」が
>弱まっている若者が増えている、と指摘する声も多い。果たしてそれは事実なのだろうか?


森川嘉一郎氏によると、「萌え」とは架空のキャラに対する愛好の情を表す言葉だという。
岡田斗司夫氏は「これからの時代はローンを組んで恋愛して、といった生き方では金銭的に破綻
する。
>好きな物に関しては豊かだが、他は貧しくてもいいといったオタク的な生き方でないと生きていけない」と語る。
>しかし、そんな彼らの生き方について戸惑いや違和感を抱く人は多い。
>性格が暗い、服装や髪型にも構わないといったオタク像や監禁・レイプ等を扱った
エロゲーロリコンアニメなど幼女好きといったダーティーなイメージ、
>更にそれらを幼女殺害者などの「犯罪者」と重ねられるという不幸な誤解がある。


>今回取材した10代の少年たちも周囲から「キモい」等の冷たい目で見られた事をがあると口を揃えた。
>「人と関るのが嫌い。面倒くさいし、鬱陶しい。彼女は欲しいとは思わない。面倒くさいから」
>「親も親戚も大人たちからは気味悪がられる。母は息子がオタクだなんて恥かしくていえないって。
>祖父は連続幼女殺人犯の様に世の中に迷惑かけるんじゃないかって心配してる。
>ありえないだろそんなこと。オタクだから殺人犯なのかよ」
>世間にある「オタク=犯罪予備軍」というイメージについては森川氏も指摘する。
>「89年の宮崎勤被告の事件の時、犯人像を指す言葉として「オタク」を社会に定着させ
>その結果、全国の中学や高校でアニメ好きの子がいじめを受けるようになった」


さすがに全部分は上げられないので最後の方だけ。


>・・・「好きなこと」を生かし、違う世代、違う趣味を持つ人、違う社会の人たちとの共存を
>出来るようにフォローすることこそ大人たちがすべき事なのではではないか。
>なぜなら社会の本質は「共存」であり、それは「違い」を排除するのではなく、
>「違い」を認め合った上にしか成り立たないからだ。


>そもそも、三次元の世界、つまり生身の人間関係を養うのを避けているのは、
>なにもアニメやゲーム好きな子供に限った事では無いのではないか。
核家族化、少子化の中、一人で食事をし、部屋に鍵をつけて家族との時間より「個人」を優先させる。
>ネット上での匿名のコミュニケーションを好み、生身の人間と付き合うことで傷つく事を何より恐れる。
>それはアニメキャラに「萌える」子供たちだけではなく、最近の子供たちに多く見られる傾向ではないか。


なんかもう紙面が輝いて見えるよ。


ブラインドタッチが出来ないから長文書くのはかなりしんどい・・・全文は各自でチェックして下さい。
しかし、「オタクに対する差別の実態」「オタク=犯罪予備軍という誤ったイメージ」といったテーマを
ちゃんと取り上げてくれたのはこの記事が多分初めてだよ。
そして次号の特集は「キレやすい大人たち〜なにかとキレるのはもう子供たちの特権じゃない!?」。
・・・この世の中もまだまだ捨てたもんじゃないな。






ほんとあの人に読み聞かせてやりたい。
アニオタはあれか?生身の女に欲情したらいきなり襲うことしか考えられんのか?